環境分科会@ダカール開催地

2016年9月21日
朝6時半に出発。
ラパス近郊のビアチャ市で植林に関するワークショップを開催するのに同行しました。
30人(うち、高校生は20名)の参加者を2グループに分けて
別々の内容のワークショップを実施しました。
一つは夢マップ。
今の森林の現状を地図に描き
未来の地図を描きます。
環境分科会の隊員が実施しました。
もう一つのグループは私の考えたワークショップを実施しました。
人間と生産者(植物)、消費者(動物)、分解者(昆虫、微生物)の小グループに分かれ、
生きていくためにどんなことが必要か書き出してもらい、共有します。
その後、書き出したもののうち植物がなかったら存在しないものに印をつけます。
また、人間がほかの小グループの命を奪う場合はどんな時か考えてもらいます。
まとめとして、人間は他の小グループなしでは生きれないこと 、
植林は生態系の中でとても大事な役割をしていることを伝えました。
その後全体で森林ゲームを行いました。
人数分の新聞紙を床に敷き、森林に見立てます。
森林の生物の名札を付けた参加者はその上に立ち、
カードを1枚選んで読んでもらいます。
森林伐採のような環境にマイナスな内容だったら新聞紙を減らし、
植林など環境にプラスな内容だったら新聞紙が増えます。
森の生物に扮した参加者は新聞紙の上にしか立つことができません。
最後のカードまで森林の新聞紙になるべく多くの人数が立つことが出来るか、というのがゲームの目的です。
このゲームは環境教育の先輩隊員が考案したものです。
ワークショップのあと、公園で植林をしました。
ビアチャ市の市役所職員エドウィンさんは
日本へ研修ヘ行き、そこで習得した高倉式コンポストを実施しています。
標高3800mを超えるビアチャ市で微生物を活かした堆肥を作るのは低いところよりも時間がかかるのですが、
実に見事な堆肥が出来上がっていました。
この様子はFacebookのJICA Boliviaに紹介されています。


JICA Boliviaの投稿

植林した公園にあったごみ箱。

パンパグランデ日誌 8月23日

2016年8月23日

今日は山奥のコミュニティ、サンタロサというところにある学校で、
高倉式コンポストとエコ農薬のワークショップをしました。
高倉式コンポストは
発酵液を作った後一週間後に腐葉土等とまぜるのですが
技術補完研修の講師に相談して、
今回は一気に一日で種菌を作ることにしました。
用意してもらったもの

  • 腐葉土
  • 落ち葉
  • フスマ
  • チチャ(コミュニティーで作られているトウモロコシのお酒)
  • イースト菌
  • 牛乳

先生や生徒と一緒に探したもの

  • きのこ

対象は4~6年生のつもりだったのですが、
先生方の希望で全校生徒(幼稚園~6年生)約80人に実施することになりました。
まず、種から芽が出て、実が生り、次の種ができて土に落ち、また芽が生えて。。という循環を一緒に絵を描きながら学習して、
畑の場合と比較しました。畑は実が成ってもそれを収穫するので土が痩せてしまうこと、土が痩せるから新たに土地を切り開いて畑を作る場合もあるが
同じ場所で畑を続けるためにはいい土を維持するために堆肥が必要なことを説明しました。
それからコンポストの説明です。
コンポストで生ゴミを分解して堆肥を作ることを説明し、
生徒に材料を混ぜるのを手伝ってもらいました。
まぜていると、落ち葉からポイ捨てされたお菓子の袋が出てきたので
ごみの分解年数を含めて、ポイ捨てしないようにお話ししました。
お父さんやお母さんがポイ捨てしていたら、
君たちが注意するんだよ、とも伝えました。
ワークショップの前にカウンターパート、先生や生徒と集めたキノコは袋2つ分程集まりました。
その後、カウンターパートとラウルくんが
エコ農薬の作り方について説明しました。
午後も中学校の全生徒に同じことを実施しました。
コンポストに継続して生ごみを混ぜていくのは
生徒たち。
できた堆肥は学校の畑に使うそうで、
全校生徒による取り組みにするそうです。
どんな風になるか楽しみです。
帰りには学校の畑で収穫されたキャベツをいただきました。

パンパグランデ日誌 7月25日

2016年7月25日
午前はアメリカ、午後はエドゥアルド・アバロア小学校の3~6年生の教員へ講習会を行いました。
アメリカ小学校の教員の出席率は50パーセント、
エドゥアルド・アバロア小学校の出席率は100パーセントでした。
私のプレゼンテーションやワークショップの時間を共有する際、
学校毎に雰囲気が異なります。
また、教員個人個人でも反応は異なります。
ごみの分別を始めること、教員は学校全体で取り組むために、最低一回は生徒に今日の講習会で教えるワークショップを行ってほしいこと、3R委員会を組織してほしいことを伝えているときは、
なんだか嫌そうな、不安そうな顔をしているのですが、
パンパグランデのごみの実状や
なぜ分別が必要なのか、
という説明にはいると、顔つきが良いほうに変わってくるのが
こちらから見ていても分かります。
一番反応が大きいのは、最終処分場の写真をプロジェクターで画面いっぱいに壁に映しだしたときです。

ごみであふれ、汚い水も見えます。
「ごみは家からは消えますが、ここに運ばれ、自然界に残り、汚染しているんです」
と伝えると、ハッとした顔をしたり、おおきくうなずいてくださいます。
午後の講習会を終えて、
パンパグランデのペドロ・アリスティデス・セハス中学校に行ってきました。
高倉式コンポストの様子を見るためです。
クラス毎に持っている園庭にコンポストで作った堆肥を撒きたいと相談を受けました。
明日実施するのことでしたが、
私は講習会が入っているのでその時に付き添えないのが残念です。
撒く量は少しでよいことを伝え、
捲き方を書いたイラストを校長先生に渡しました。

パンパグランデ日誌 7月17日

2016年7月17日
今回の私がやろうとしている環境教育を紹介します。
月一回の教員向け講習会を10月まで行う。

  1. ごみの分別
  2. 自然を感じる
  3. 汚染による自然への影響
  4. 標語コンクール

教員は3つのグループに別れ、生徒の年齢に応じた環境教育を学んだり一緒に考えたりする。
教員は、次の講習会までに最低一回は講習会で共有したものと同じ環境教育を行い、校長が実施したことを様式に証明する。
2回目以降の各講習会では、自分の環境教育の体験談を紹介してもらう。
各クラスに教員と生徒による3R委員会を組織する。(低年齢は教員のみで組織する。)
3R委員会は日課、週単位、月単位で分別をきちんとするためにどんなことをするのか決めて様式に書いて私に提出する。
8月から分別回収を実施する。
回収時に学校単位で無機ごみ箱と紙類のごみ箱の重さを量り、ポイントを得る。ただし、その場でチェックして分別の仕方が悪かったら、そのごみの数ごとにポイントを失う。
学校の敷地内にポイ捨てがある場合もそのごみの数ごとにポイントを失う。
生ごみは希望する学校に高倉式コンポストの種菌を提供し、自分たちでリサイクルにチャレンジする。
資源ごみの販売金をプールしておき、
学期末にポイント数で案分して、希望する品物をプレゼントする。ただし、プレゼントはなるべく利益を共有できるものとする。
といった概要です。
草案は私が考え、同僚との打ち合わせで付け加えた点もあります。
まずは明日18日から26日まで教員向け講習会の実施をがんばります。
対象の教員数は100名です。

写真はコミュニティ・PALMASOLAのプラザで見かけたタヒーボという木。ピンクの鮮やかな花が咲きます。

パンパグランデ日誌 5月24日

教育委員会から最新の生徒数、教員数の統計を教えてもらい、
環境担当の同僚と清掃キャンペーンの対象学年を地域ごとに決めました。

パンパグランデは4~6年生 71名
マタラルは3~6年生 41名
ロス・ネグロスのシモン・ボリバル中学校は5、6年生 100名
同じくロス・ネグロスのギド・アルセ中学校も5、6年生 70名
合計282名の生徒を動員して清掃キャンペーンを行います。

ロス・ネグロスは6月7日
パンパグランデ・マタラルは6月8日です。

教育委員会へこのことを提案した際、
生徒だけでなく生徒の家族も参加するよう呼びかけて欲しいとの要請がありました。
広報担当にラジオやテレビで呼びかけをお願いしました。
 
清掃当日は生徒10名で一つのグループを形成し、教員が一人付きます。
担当エリアに印が着いた地図を渡して
集めたところで重さを量ります。

参加賞はチュッパチャップスタイプの飴にしました。

講習会の内容は全面的に私が考えることになりました。
テーマとして
街を美しく保つ責任は一人一人にあることを伝えたいと思っています。

パンパグランデ3クラス、マタラル4クラス(少人数なので2クラス統合)、ロス・ネグロス7クラス、合計12回の講習会を5日間で行わなければなりません。

生徒はゴミのポイ捨てはいけないことだと頭ではわかっているので
講習会を行うからには
ポイ捨てはいけないことだ、やめようと心から思ってもらえる内容にしたいと思っています。

午後はパンパグランデのペドロ・アリスティデス・セハス中学校へ。
今日は五年生が生ゴミをたくさんもってきてくれました。
混ぜていると、コンポストの中に
ゴ●ブリを数匹発見しました。
いままでいなかったので
驚きました。
いつも相談している方に相談してみようと思います。

ボリビアでは明日が母の日だそうです。
先生方に明日イベントがあるのでプレゼントを持ってくるように言われました。
どんなイベントになるのか楽しみです。
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パンパグランデ日誌 5月23日

パンパグランデのペドロ・アリスティデス・セハス中学校のコンポストを見に行きました。

先週五年生がさぼっていたので今週も五年生の当番です。
生ゴミを持ってきたか尋ねると
誰も持ってきておらず
明日持ってくるとのことでした。

業務終了後
環境担当の同僚、カウンターパート、
セナスバの環境教育担当職員二人と私で清掃キャンペーンの打ち合わせを行いました。

6月7、8日で清掃実施、9日に主催者及び協賛団体のプレゼンテーションを行うことになりました。

パンパグランデ市役所をはじめセナスバ、プラグボル、ナトゥラ、イコ等が活動内容やプロジェクトについて、生徒や一般層を対象に行います。

清掃実施の際はみんなの意見で分別は行わないことになりました。

一週前に生徒へ講習会を行うのですが
環境担当の同僚が協力者を確認したところ
私のみで、もう一人セナスバの職員一人が一日だけ協力できるとのことでした。

講習会の内容については
私と環境担当の同僚が考えることになりそうです。

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ロス・ネグロスのトマト畑

パンパグランデ日誌 5月20日

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パンパグランデのペドロ・アリスティデス・セハス中学校の五年生と
高倉式コンポストを堆肥として使ってみました。

今週は五年生の当番だったのですが
一人も生ゴミを持ってこなかったらしいです。
それを聞いて、
これまで堆肥を作ってばかりだったので使ってみる体験をしてもらうことにしました。

ここの中学校は学年に一つか二つ庭(1×3m程度)を持っていて、バラなどの植物を植えています。

3キロの堆肥を取ってきて
土と一緒に耕してもらいました。

もう一つの庭には植物が植えてあり、
植物の回りに散布するつもりでしたが
先生の指示で庭の土を全体的に浅く耕していました。
その後回りに堆肥を撒いてもらいました。

この体験が生ゴミを持参することにつながればいいなぁと期待しています。

パンパグランデ日誌 5月10日

地球環境基金に関するインターネットの会議をNGOの方々と行いました。

修正点があるので
その作業を行いました。

明日、市役所とNGO、PLAGBOLとの合意書の下書きを作成する会議に向けてスペイン語翻訳作業を行っています。

気分転換も含めて
パンパグランデの中学校へ
高倉式コンポストの様子を見に行きました。
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男子生徒がコンポストを混ぜてくれていました。

帰り際、校長先生に呼ばれて
生徒が生ゴミを持ってくるのをいやがるので
コンポストを今学期で辞めるといわれてしまいました。

おそらく、堆肥を作るまでの作業しか行っておらず
実際に使うところまでやれば
モチベーションが上がるのかもしれないと思っています。

パンパグランデ日誌 5月8日

野菜まつり当日。
展示物を持って会場に到着すると
まだ私のテントはありませんでした。
コマラパから私の環境教育の同期隊員が手伝いに来てくれました。

机といすを借りてきて
設置したものの、
青空天井です。
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青空天井のブースで
家庭用の高倉式コンポストを説明する同期隊員。

私は
まつり会場で野菜販売している農家の方々にアンケートを実施しました。

一時間半ほど経ったところで
ようやくテントが設置されました。

今回のブースでは二つのテーマで展示しました。

●家庭用の高倉式コンポスト
●農家の暮らし(経済状況のアンケート結果、農薬散布時の服装や健康被害の症状について及びマネキンによる服装現物展示)

当日はサマイパタの有機農業をしておられるAさん家族が来てくださり、
炊き込みご飯を昼食に一緒にいただきました。

また、同じくサマイパタのUさんも会場に足を運んでくださいました。

昨日到着したコチャバンバの同期隊員とその友人も
来てくれました。

また、
反省点としては
高倉式コンポストは
見せながら説明したのですが
農家の暮らしは集計結果の展示のみで
口頭による説明はおこなっていませんでした。

このため
高倉式コンポストのみの説明を聞いて去っていく方がほとんどでした。

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高校生による野菜のオブジェ。

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基はこんな砂の山の上に野菜を飾り付けていきます。

夜はダンスパーティー。
私も少し踊りました。
楽しかったです。

パンパグランデ日誌 5月4日

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今日からペドロ・アリスティデス・セハス中学校では一週間休んでいたコンポストの作業を再開しました。

今週は三年生の当番です。

夜は明日のロス・ネグロスの創立記念に合わせて
提灯を持って街を行進しました。
私は浴衣を着てみました。

寒い季節になってきたので
下にヒートテックとタイツを履いて挑みました。
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提灯は手作りで、ほとんどが星の形をしています。
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提灯のコンクールがあり、
その場で選ばれるのですが
賞品がもらえるので子どもたちの中にはかなり凝った提灯を作っている子もいました。
その後は体育館で各クラスによるダンスの披露が始まりました。

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出番待ちのこどもたち。
バジェ地方のダンスでは
女の子は編み込み、男の子は帽子をかぶります。