パンパグランデ日誌 9月30日

2016年9月30日
バジェグランデで5Sの講習会があるとのことで行ってきました。
講師はサンタクルスのTOYOSAの従業員。
日本のTOYOTAで5Sの講習を受けたそうです。
今の問題点を洗い出し
改善方法を紙に書き出しました。

三ヶ月後、どのように改善したのかまた集まって共有するそうです。

パンパグランデ日誌 9月29日

2016年9月29日
クラウドファンディングの期間が昨日終了し、
無事に達成することが出来ました。

合計80人の方からのご支援をいただき
Facebookにおいては1285件シェアしていただきました。
この80人の方のうち、お2人は私の日本の職場の方々から集めていただいた支援金を代表で振り込んでいただいたので
実際にはもっとたくさんのv方に支援いただきました。
本当にありがとうございます。
支援総額の18.36パーセントは手数料として
クラウドファンディングの運営会社、
レディフォから差し引かれます。
残りを車両の購入資金に充てさせていただきます。
カウンターパートも市長もみなさまに感謝しております。
後日、市長とカウンターパートから感謝のビデオメッセージをアップしたいと思います。
今日は午後からサマイパタで農薬や化学肥料を使わない農法で野菜を生産されているAさんとAさんのお孫さんにロスネグロスのシモンボリバル中学校とパンパグランデのペドロアリスティデスセハス中学校の生徒に講話をお願いしました。

驚いたのは人口の80パーセントが農業に従事しているパンパグランデ市の生徒に
将来農家として働く人は?と質問して挙手アンケートをとったところ、
シモンボリバル中学校では1人、ペドロアリスティデスセハス中学校では3人しかいなかったことです。
農業の後継者がいない問題がボリビアにも起こりうるんだということです。
Aさんは自身の農法を有機とかエコロジーという言葉でなく、伝統的農業とおっしゃっています。
昔は農薬なし、機械なしで野菜を育てていたからです。
たくさんの生徒がAさんの畑を訪問したいと言ってくれました。
なにか感じてくれたんだと思います。
すぐにすべてを変えることが難しいとしても
種を撒くことができたのではないかな、そうだといいなぁと思っています。

パンパグランデ日誌 9月28日

2016年9月28日
第三回講習会三日目。
今日は小学校3から6年生までの教員が対象です。
技術補完研修で習得した「川を汚したのは誰?」
というアクティビティをパンパグランデバージョンにアレンジして実施しました。
午前中に実施した回ではある教員から教材データが入ったCDを学校に1枚でなく一人ひとりにCDを配布して欲しいと言われたのですが
べつの教員から「それはCDがもったいない。共有すべきだ」
という発言をいただきました。
「もったいない」について
プレゼンテーションで説明したばかりの言葉をちゃんと理解していただいたことに感動しました。

パンパグランデ日誌 9月27日

2016年9月27日
第三回講習会二日目。
今日は幼稚園から小学校二年生の教員が対象です。
午前中に割り当てた学校の先生は1人も来ませんでした。
午後はほぼ100パーセントの出席率でした。
前回の講習会でデモンストレーションしたワークショップを半分以上の教員が実施してくれていました。
体験談として生徒の発言も伝えてもらえて嬉しかったです。
環境汚染をテーマに「海と空の約束」の紙芝居を実演しました。
紙芝居を初めてみた先生達からは好評で、パワーポイントでなく自分たちも紙芝居舞台を作ってやってみたいとおっしゃっていただけました。

パンパグランデ日誌 9月26日

2016年9月26日
第三回講習会初日。
中学校の先生へ実施したのですが
来たのは1校だけでした。
他の3校のうち1校は前日夜に参加出来ない旨の連絡がありました。
2校は私が当日連絡するまで忘れていたようです。
1校の校長先生からはリマインダーしないとだめだよと言われました。
もう1校はお詫びの言葉があったので気持ちが救われました。
書面でお知らせを送っていたにもかかわらず
来てもらえなかったのが残念です。
今回のテーマは環境汚染。
まずは前回の講習会で実施したテーマについて生徒に実施したかどうか尋ねてみました。
残念ながら実施した先生はいませんでした。
ごみの分別状況について学校別の点数表を表示すると興味を持ってくださいました。
もったいないについても説明しました。
環境汚染については
技術補完研修の際に習った「私のまち」というアクティビティを実施しました。

グループに分かれて市長と市の名前を決めます。
家、畑、市場、レストラン、キャンプ場、工場、ごみの最終処分場の環境汚染原因(水、空気、土)を仮定してもらい共有します。
(家で油のついた皿を洗った排水が川に流れ込んだら水が汚染される、ごみを燃やしたら空気が汚染される 、など)
次に、川の流域の地図に家、畑、市場、レストラン、キャンプ場、工場、ごみの最終処分場を配置してもらいます。
地図を共有したあと
実はこの川は同じ川で繋がっていることを伝えます。
汚染は下流の町へ影響すること、
環境問題はグローバルであることを伝え
どうしたら汚染を防げるか考えてもらい共有します。
生徒に実施してくれるといいなぁと願っています。
来れなかった3校は別の日に実施します。
時間がもったいなくて残念ですが仕方がありません。
今度はりマインドの連絡をしないと、ですね(笑)

パンパグランデ日誌 9月25日

2016年9月25日
先週視察に行ったチチカカ湖周辺の自治体の中で庁舎が印象に残ったのはグアキ市。
旧駅舎をそのまま市役所の庁舎として使っていました。


線路もそのまま残っています。
標高3810m。
今回の出張はハードだったせいか
高山病になりかけました。
私の場合は頭痛と嘔吐でした。
横になって酸素を吸入し一晩で落ち着きました。
写真の標高を見て思い出すとクラっとしなくもないです(笑)

パンパグランデ日誌 9月24日

2016年9月24日
今日はサンタクルス市の創立記念日です。
26年度2次隊、28年度0、1次隊の歓送迎会がありました。
あっという間に時間が過ぎていきました。
その後、エクスポクルスというイベントへ足を運んでみました。
年に1回開催されるこのイベントは大きな規模で国内外からの来場があるのだとか。
JICAのブースがあるというお知らせがあったので行ってみました。

農作物加工品を主に販売していました。

コマラパ(パンパグランデと同じバジェ地方)のリキュール

日系移住地オキナワの小麦粉、パスタ

日系移住地サンフアンの商品

環境分科会@ダカール開催地

2016年9月22日
朝7時半出発。
環境と水省の職員3名と合流し、
3つの自治体(当初4件でしたが1件キャンセルになりました)を回って
市長や市役所職員と面談したり最終処分場を視察したりしました。
いずれもチチカカ湖周辺の自治体です。
以下、メモ。
         デスアグアデロ市
          市長をはじめ環境担当者も環境問題への意識が高い。

    ペルーとの国境が近いという地理の関係上、ペルー人や行商人等の流動人口が多く、市民としての環境問題に対する責任感は低い。2012年に最終処分場を援助で建設し、資源の分別も実施している。学校では分別指導を行っているが市民への分別指導は実施されておらず、処分場の横にペットボトルを集めている形跡があり、処分場で職員が分別している資源ごみもあるようだ。
    資源ごみをストックする場所は処分場のすぐ横にあり、ペットボトルや段ボールはストック量が満杯に近いもののリサイクル工場へ運ぶ経費を捻出するのが難しくストックしているままの状態である。
    チチカカ湖の近くなので魚を食べる習慣もある。
    グアキ市
    人口が少なく、市役所の規模も小さい。
    環境専門の担当者は存在せず、経済発展担当の職員が環境分野も担当しているという状態である。
    上下水道の設備は整っている。
    今年2haの最終処分場が完成し、資源ごみの分別を市民を対象に開始している。
    市民へ資源ごみの分別を徹底させることに苦労していることがうかがえた。
    ごみ回収は月に2回である。
    ラハ市
    ほかの3市に比べて人口が多く、24000人で上下水道は整備されている(上水95%、下水80%)。
    水の汚染に関する問題意識を持っている。
    主要産業は牧畜業である。
    資源ごみの分別は実施されておらず週に1回ごみを回収している。

これを持ち帰り、11月の本番でどのような内容にするか練ります。



グアキ市の最終処分場からとった景色。
印象に残ったのは居合わせた15人程度のメンバーに対してソーダを振舞ってくださった時のこと。
普段馴れているのは使い捨てコップに全員に対して1人1個ずつソーダを配るのですが
プラスチックの使い捨てでないコップを2個用意してもやいでソーダを飲んだのでした。
使い捨てコップがなかった時代はこのようにしていたのだうなぁと
1人で感心していたのでした。

デサグアデロ市の最終処分場。

地図。

赤のマークが視察した市。青は後日に延期。
緑は有名なコパカバーナです。
チチカカ湖が近いことがよくわかります。
ラパスには夜7時に帰って来ました。

環境分科会@ダカール開催地

2016年9月21日
朝6時半に出発。
ラパス近郊のビアチャ市で植林に関するワークショップを開催するのに同行しました。
30人(うち、高校生は20名)の参加者を2グループに分けて
別々の内容のワークショップを実施しました。
一つは夢マップ。
今の森林の現状を地図に描き
未来の地図を描きます。
環境分科会の隊員が実施しました。
もう一つのグループは私の考えたワークショップを実施しました。
人間と生産者(植物)、消費者(動物)、分解者(昆虫、微生物)の小グループに分かれ、
生きていくためにどんなことが必要か書き出してもらい、共有します。
その後、書き出したもののうち植物がなかったら存在しないものに印をつけます。
また、人間がほかの小グループの命を奪う場合はどんな時か考えてもらいます。
まとめとして、人間は他の小グループなしでは生きれないこと 、
植林は生態系の中でとても大事な役割をしていることを伝えました。
その後全体で森林ゲームを行いました。
人数分の新聞紙を床に敷き、森林に見立てます。
森林の生物の名札を付けた参加者はその上に立ち、
カードを1枚選んで読んでもらいます。
森林伐採のような環境にマイナスな内容だったら新聞紙を減らし、
植林など環境にプラスな内容だったら新聞紙が増えます。
森の生物に扮した参加者は新聞紙の上にしか立つことができません。
最後のカードまで森林の新聞紙になるべく多くの人数が立つことが出来るか、というのがゲームの目的です。
このゲームは環境教育の先輩隊員が考案したものです。
ワークショップのあと、公園で植林をしました。
ビアチャ市の市役所職員エドウィンさんは
日本へ研修ヘ行き、そこで習得した高倉式コンポストを実施しています。
標高3800mを超えるビアチャ市で微生物を活かした堆肥を作るのは低いところよりも時間がかかるのですが、
実に見事な堆肥が出来上がっていました。
この様子はFacebookのJICA Boliviaに紹介されています。


JICA Boliviaの投稿

植林した公園にあったごみ箱。

環境分科会@ダカール開催地

2016年9月20日
今日から4日間首都のあるラパス県へ出張です。
「環境と水省」とJICAがコラボレーションする企画があります。
環境に関する新しい法律が2015年にできたものの、それを実際に自治体や市民へどう普及させるかJICAとコラボレーションしてイベントを開催したいとの依頼があり
アルゼンチン、チリ、ボリビアがコースになっているダカールが毎年一月に開催されるのですが
そのコースになっているチチカカ湖周辺の自治体で環境に関するイベントを開催したいとのことでした。
今回はその下見で4つの市を周り、
市長や市役所職員と面談して現地の環境問題やどのようなことができるのか検討するのが目的です。
もう一つの目的はビアチャ市というラパス近郊の市で植林に関するワークショップを高校生に実施するというものです。
ラパスへ行くにはパンパグランデからサンタクルスへ出て(4時間)
サンタクルスからラパスへ飛行機(1時間)といった行程なのですが
朝9時にパンパグランデを出てラパスの宿泊先に着いたのは夜7時でした。

写真はラパスの最寄空港、エルアルト空港上空付近。
レンガの家、塀がほとんどです。