パンパグランデ日誌 8月30日

8月30日(土)
今日は、午前中に農業をやっている人の家へ行き、
籾殻と腐葉土をもらう予定でした。

ところが、朝から電話をかけても
繋がらなかったので、
彼の家に行くことを諦め、

先輩隊員と腐葉土がありそうな山を目指して歩きました。

往復2時間ほど歩いたのですが、残念ながら個人宅で行き止まりになっていました(>__<)

帰り道の途中、畑で農作業をしている人を見つけて、
畑の土を無料で分けていただきました(腐葉土の代わり)。
お土産に、いんげん豆もいただきました。
3キロほど離れたロスネグロスで、
買い物、ランチをして帰ろうとしていたら、
なんと朝電話が繋がらなかった職員さんが車で通りかかり、
乗せてもらって彼の家へ。

朝早く急用が入り、電波が繋がらないところにいたとのことでした。

家からどんどん坂を下っていきました。
地形としては、低いところに川があり、家との間に崖があるようなところでした。
「ここだよ」
と立ち止まって言われたところに、
本当に腐葉土がありました。
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採取して、今度はトマト畑へ。
手前にキャベツ畑があり、
一個お土産にいただきました!

トマトを先輩隊員が見ている間、
なにげに畝ごとに打ってある杭を見てみると、
何やら白いものが。

これは!!
キノコでした!!

「私はこれを探していたんです《*≧∀≦》」
と言うと、
「それなら、
上の山にたくさんあるよ!」
とのことでした。

いや~、正直な話、遠く離れたユンガス(車で1時半)まで行かないとキノコはないと思っていたのに、
あるなんて、感動です。

家に帰って、コンポストの種菌作りをしました。
籾殻ととうもろこしの粉を混ぜ、
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(使った後に撮ったので、袋だけ(^^;)

仕込んでいた発酵液を加え、
腐葉土とキノコもさらに加え、
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山積みにしました。

作成直後の温度は、25℃。

さて、温度が上がりますように☆
(微生物が活発に増えているとき、温度が上がるため)

お土産にいただいた、キャベツといんげん豆。
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夜は、職場の同僚の息子さんの2歳の誕生日パーティーに招待され、行ってきました。

お昼3時半から子どもだけのパーティーがあり、さらに夜7時半からは大人も集まるという形でした。

まず最初に出てきたのは、
チチャというとうもろこしのお酒。
シンガニという白ブドウの蒸留酒が混ぜてあるそうです。
おいしいです☆
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続いて、ビール。
私の好きな、パセーニャビールがどんどん出てきます。

終始音楽がガンガンかかっています。

メインイベントは、
その子が生まれてから伸ばし続けた髪を、
パーティーの出席者が
切っていきます。
お盆にお祝い金を置いて、
用意されたハサミで切ります。
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その後ご飯が振る舞われ、
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食べ終わったらダンス、ダンス、ダンス!
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とっても楽しい夜でした☆

パンパグランデ日誌 8月29日

8月29日(金)
今日はごみ収集の日でした。

トラックに大きなベルがついていて、
手動で紐を引いて音を鳴らし、
それを聞いた人々がごみをもってトラックに集まります。

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以前も書きましたが、
パンパグランデでは
プラスチックのごみも、
紙も、
すべて他のごみと一緒に捨てられています。
プラスチックの使い捨てコップを結構な頻度で使っています。

分別とごみの減量化を根付かせるためには、
分別することによって、
彼らに何か経済的なメリットがあることが必要です。

生ゴミをコンポストで堆肥化し、その堆肥を売って収入にする。
という例があるとすると、

以下のようにいろんな方向で仮説を自分で考え、
一つ一つ確認してつぶして、
本当に実現可能か、検証していく必要があります。

仮説の例え

○家庭ごとに堆肥を作ると、
できる堆肥の質にムラがでてしまう

○質のムラどころか、有害物質が混入すると、農作物がだめになってしまうのではないか

○コンポストの種菌を作るのに必要なきのこがこの土地のような乾燥地域にはない可能性が高い(私も探しています)

○コンポストでできた堆肥で土壌が改善して、農薬をあまり使っていない,野菜ができても、
農薬をたっぷり使った野菜と同じ価格で買い取られてしまうと、農家のモチベーションがさがってしまうのではないか

○生ゴミは最終処分場で豚が食べているので、わざわざ分別してコンポストで堆肥化をしなくてもいいのではないか

○各家庭でコンポストを設置するのではなく、市がコンポストセンターを設置し、同じ質の堆肥を作るとしたら、質の均一化はできるが、
生ゴミを分別した市民がいつお金を受け取れるのか。

>市にはお金がないので、生ゴミをもって来られた方に即座に現金で買い取りはできない。
例えば、重量によるポイントカード制にして、年度末締めで堆肥の売り上げをポイント換算で分配するとしたら、やる気になってもらえるかどうか。

などなど。。

ところで、
この写真の電線に巻き付いているものは何だと思いますか?

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これは、植物で、
人が巻き付けたものではなく、
植物自ら好んで(?)電線に巻き付いているそうです。
珍しいですよね。
まっくろくろすけみたい(*^^*)

では、また☆

パンパグランデ日誌 8月28日

8月28日(木)
朝6時から家を出て、
市内のAlgodonal というところにある、 職員の人の畑に連れていってもらいました。
車で30分行ったところで、

川を渡りました。
どうやって渡ったかというと、、、
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この板の上にブランコのように乗り、向こう岸まで行きました(笑)
川は浅いのですが、
川上で洗濯しておられるかたの排水が流れている状態だったので、
川の中を歩くより、こちらで渡るということになりました。
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途中まで下る勢いで進み、川の真ん中過ぎた辺りから止まるので、
上のレールを前に前につかみながら 前進し、向こう岸にいきます。

すると、トマト畑が広がっていました!
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レタスも少し。
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ピーマンの苗もありました。
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ここは、電気はあるのですが、携帯の電波は入らず、
トイレがない家もあります。
そのために、公衆電話が設置されています。
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奥に見えるのは、工事中の公衆トイレ。

午後、
技術補完研修でいただいた高倉式コンポストのスペイン語版を読んでいると 、別の部署の方が興味を持ってくださいました。

腐葉土を探していることを伝えると、
自宅にあるとのこと。
籾殻と米ぬかも入手したいことを伝えると、米ぬかはないけど、それと似たようなもの(小麦)もある、とのことでした (*^^*)
彼は兼業農家です。

あとは、
きのこ。

パンパグランデは乾燥しており、
私が住んでいる周辺は
サボテンの群生地になるくらいなので、
きのこが見つかりません。
1時間ほど行ったアンボロ国立公園のところは湿っているので、きのこがあるかもしれません。
なんとか見つけたいものです。

では、また☆

パンパグランデ日誌 8月27日

8月27日(水)
パンパグランデの面積は、989.2767平方キロです。

この広さは、

東京23区(621平方キロメートル)の1.6倍

福岡県の
飯塚市、嘉麻市、桂川町、田川市郡、直方市、宮若市、鞍手郡
を合わせた広さ(984.56平方キロメートル)です。

そこに、約10,000人の人が住んでいます。

とても広いですよね。

今日の写真は、私の家の中庭から撮影した星空です。
天の川が左側に縦に流れています。

毎日、星空に癒されています。

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パンパグランデ日誌 8月26日

8月26日(火)
今日は、職場の作業着を着て出勤してみました。

まず、大屋さんから
「その格好、すばらしい!」
と一言いただき、

職場の同僚からも興味を持ってもらえました。

そのとき、「これは何?」と聞かれました。↓
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すっかり忘れていたのですが、
思わぬところで
リサイクルの啓発ができました。

この作業着、50パーセント以上が再生ペットで作った繊維だったのです。

その事を説明すると、
そんな技術があるのか!と驚いておられました。

将来的にごみの分別やリサイクルのワークショップを住民の方へ実施するときは、
この作業着を着て行こう!と思いました(*^^*)

それから。。
なんと新聞で作られた篭がオフィスにありました。
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「これ、リサイクルですよね?!」
と聞いたら、
「そう。25ボリ(約375円)で買った」
とのこと。

そういうビジネスが成立しているなんて、ビックリしました。

カウンターパート(仕事のパートナー)が言うには、
新聞を細い筒状にする機械までも存在するとのこと。

私も作ってみたい!と思って、
同僚の隊員と作ってみました。

底をしっかり編むのが難しかったですが、
できたときの喜びは言うまでもありませんでした。
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これを買う人が実際にいるなら、収入向上に役立てるかもしれない。とか、

この作成体験を通して、リサイクルについて楽しく学べるかもしれない。などと考えました。

夜は、今日設置されたガス台で調理。

餞別でいただいたお米を炊き、サンタクルスで買った味噌と乾燥ワカメで味噌汁を作りました。
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そして、それを同僚3人が食べに来てくれました。
いろんな話ができて、良かったです。
料理もおいしい、と言ってくれました(*^^*)

やはり、
オフタイムでのコミュニケーションは大事だなぁと認識しました。

では、また(^^)

パンパグランデ日誌 8月25日

8月25日(月)
こちらの洗濯は手洗いです。
洗濯機がある家もありますし、
大屋さんの家にもあり、
きちんとカバーがしてあります。

いつでも使っていいと言われるのですが、
私は手洗いの方が好きです。
無心になれます。
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手前が洗濯板のように波打っているので、洗うのに便利(^^)

生活用水は、
私の家はタンクにたまるのですが、
そうでない家もあり、
未舗装の道に垂れ流しです。
土が柔らかいので、
生活用水が流れるところは、
削れて道が凸凹です。

今日は、
2月下旬から2週間受けた、
環境教育の技術補完研修のノートを
じっくりと読み返し、
パンパグランデについて、
いまの現状として気づいたことを
白紙のノートに書きなぐりました。

カウンターパート(仕事のパートナーとして働く人)が、
横から覗いてきたので、
ちょうど開いていたノートの部分の
フクオカ方式で、
排水の浄化を安価に実施する方法 (高さを利用した3つの池)を
紹介しました。

帰宅後、
高倉式コンポストを作るための
発行液作りをしました。
塩水の方は、バナナの皮3本分。
明日、レモンの皮も足す予定です。
砂糖水の方は、
ヨーグルトとイースト菌を適量。

バナナは大屋さんからいただいたもので、ヨーグルトは0.5ボリ(8円)、イースト菌は2ボリ(30円)で近所のお店で買いました☆

ヨーグルトはイチゴ味しかなく、
ピンクの色がついており、かわいらしい色になりました。
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水は、一度沸かして冷やした水を使ってみました。
(何度か失敗したらやる方法なので、
沸かさなくてよかったかもしれません。)

蓋を少し緩めて、3~5日間発酵させます。
この間に、腐葉土とキノコを探さねばなりません。
パンパグランデは乾いた土地なので、
見つけにくいかもしれません。。
でも、見つけてみせよう、ホトトギス。

パンパグランデ日誌 8月24日

8月24日(日)
今日は午後からケーナの練習。

先日、ラパスに行ったときに買いました☆
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音は出るけど、
ラジオから聞こえてくるケーナの音色にはまだほど遠い。。

吹奏楽部の基礎練習を思い出しながら、
ロングトーン。
ひとつの音を、8秒間吹き続けるトレーニングです。

それから、
餞別でいただいた茶道道具を取り出して、
YOUTUBE で動画を見ながら、
お点前の練習。

大屋さんにお茶に呼ばれたので、
早速お茶をたてました。

「おいしい!」と喜んでいただけて、うれしかったです。
Ceremonia de te(セレモニア・デ・テ)
という名前でテレビで紹介されていたようです。

明日、職場でもお茶をたてようと思います。

今日は撮り忘れなかった、エンサラダ ・デ・フルータ(フルーツサラダ)
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パンパグランデ日誌 8月23日

8月23日(土)
週末です。

私の今の家は、
とても静かで快適です。
大屋さんは81才のおじいさま。

「不足しているものがあったら、なんでも言うんだよ」
と言ってくださいます。

「サラダを食べる?」と聞かれ、
「なぜサラダ?」と思いながら
「はい(^^)」
と言うと、
彼の奥さまが私にこしらえてくださいました。
それは、フルーツの刻んだものに、
アイスがのっており、パフェのようになっていました。

これをサラダと言うのか~
とビックリしました。
バナナ、桃、リンゴなどなど。
とってもおいしかったです。

残念ながら、
フルーツサラダの写真はありません(>_<)
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パンパグランデ日誌 8月22日

8月22日(金)

(後半、ゴミの最終処分場の写真があるので、見たくない方はご注意ください)

今日はいつも行っている食堂を紹介します。

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見た目は食堂とわかりませんが、こちらが食堂です。

紙のメニューはなく、キッチンに直接声をかけて、回答のあったメニューのなかからチョイスします。

今日はハンバーグしかないよ、とのことだったので、ハンバーグ。

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これで、11ボリ。約165円です。

 

午後から、ゴミの最終処分場に行く機会に恵まれ、連れて行ってもらいました。

途中、野菜畑が広がり、たくさんのサボテンも自生していました。

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(ここから注意です。見たくない方は、ここでページを閉じてください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終処分場に着いてみると、まず驚いたのが、

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豚がいました(# ゚Д゚)

生ゴミをあさって食べていました。

なぜ豚がいるのですか?と聞くと、

放し飼いにしている近所の豚が入ってきてしまっている、とのことでした。

私はてっきりゴミの量が減るから豚にいてもらっているのかと思いましたが、違いました。

それから。。足元が白いなぁと思ったら、

鶏の羽が絨毯のようにひろがっていたのでした(# ゚Д゚)

 

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パンパグランデは、鶏肉のメニューがかなり多いです。

食べない日はありません。

こんなに羽根があるものうなずける。

 

処分場の匂いは想像していたより臭くないです。

これは、今の気候が乾季なので、乾燥しているからかもしれません。

パンパグランデのゴミ処理方法は、埋め立てです。

ごみの減量が協力隊への要請内容として挙げられているのですが、

減量に直結すると考えられるのは、

家庭ゴミの過半数を占めるであろう生ゴミのコンポスト化と、

ペットボトル、プラスチック、紙のリサイクルがまず考えられます。

これをいかに受身でなく

「自主的にゴミを減量しよう」という気持ちになって実行に移してもらえるような

エンパワーメントをする(本来持っている力を引き出す)のが、私の仕事です。

ちなみに、日本はごみを減らすためにごみ袋を有料化することで、
効果をあげています。
どんなに大量のごみでも無償で集めていたごみを、
ごみ袋が有料になることによって、
袋に対する家計のコストを
なるべく下げようとして
自主的にごみを減らすからです。
「燃えるごみ」
「びん」
「かん」
など、有料化によって
分別も徹底されたように感じます。
それを始めるときは
市役所にすれば
ごみ袋を作るコストもかかりますし、
住民への十分な説明も必要です。
一方で、不法投棄も問題になっています。
ボリビアでは、
ごみ袋の有料化を事例として紹介しても、
導入にはまだ早いだろうと感じています。
どんな切り口でいくのか。

作戦を練ります。

 

 

パンパグランデ日誌 8月21日

8月21日(水)
今日は朝から
市内全域の自治会長の集会があるとのことで、
行ってきました。

朝9時から始まる予定でしたが、
10時半ごろ始まりました。
人数は150人くらい。

話を聞いていると、
どうも市の予算のことを説明しており、
それにたいしてたくさんの質問が出ていました。

その間、サンドイッチやとうもろこし?のジュースが振る舞われていました。

昼休みに入ると、
トウモロコシと豚肉とサラダとジャガイモのゆでたものが出席者全員に振る舞われていました。
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昼休みが終わって会場に戻ると、
そのあとチュッパチャップスが配布されたようで、
みなさんが口から白い棒を出している、その光景が
前から座っている私から見ていると、
おもしろかったです。

予算の話の途中、
私のことも市長が話してくださいました。

5時半ごろ終わり、
その日は打ち上げ。
初めて職員の人と飲みに行きました。

とはいっても、まずは普通に食堂で食事をしてから、
カラオケに。
なんと、パンパグランデにもカラオケがあるんです。

一気のことを「セコ」というのですが、
セコの多いこと!
乾杯!「サルー!」
といったあとはみんな一気してしまうまで、次のコップにビールを注がず待っているのです。

南米の女性、お酒強いです。
もちろん、男性も。

後半は自分のペースを守らせてもらいましたけど(^^;

そのあとはダンス。
ボリビアのエネルギッシュなダンスを教えてもらいました。

ちなみに、市の予算は自治会長の集まり(OTB) の承認と議会からの承認を受けて初めて成立するらしいです。

それから、道端で小学生女子から突撃インタビューを受けました(*^^*)

道端を歩いていると、
二人の女の子が私の方に走ってきて、
名前、どれくらいいるのか、どこから来たのか、独身か、年齢を聞かれました(^^)

興味をもってもらえているので、
うれしい(^_^)